このレビューはネタバレを含みます
北欧はスウェーデンが舞台の「激突!」の亜流映画。
主人公夫婦、ダビッドとナジャが窮地に追いやられる理由はもっと不条理なものかと思ったけど、実際はそこまで不条理でもなし。
ただ犯人はすげえ分かりやすいからその点では亜流でしかない。
あまりに露骨な登場の仕方をするレイシストの二人組、この二人があまりにも露骨に怪しすぎて却って犯人じゃないとすぐ気付ける。
そして気付く、ダビッドのドクズさとナジャの意思の弱さ、そして犯人の怒りと執拗さ、そして演技力。
トラウマになるくらいならハナからンなことすんなや。
それがなきゃ犯人もここまで狂わなかっただろうに。
勘違いで殺された二人組(うち一人は実は生きてて、あとあと意外な活躍をするが)はレイシストとは言えちょっと可哀想(こいつら実は普通にいい奴らだったのでは?と思う程度には主人公夫婦の言動がクソだったため)。
結末はまあ、スッキリはしないが因果応報よな。