ああ叫びたい!社会(この作品の場合は学校)に潜む無意識のバイアス、考えちゃいますね。
主人公は内向的な高校生。
新学期に転校してきたルーシーの言動をきっかけに、匿名で「モキシー」という冊子を作成する。
その性差別や校内の不公平さを訴える内容が共感を呼び、「モキシー」ムーブメントが起こる… というお話。
現実はそんなに上手くまとまらんよ、という内容ではあるけれど、メッセージ性が強く、共感できる人はグッと心を掴まれるはず。
劇中に出てくるバンド「リンダ リンダズ」とか、この話の趣旨にあったキャスティングで素晴らしい。
監督と主人公のお母さん役のエイミー・ポーラーだからこそのキャスティングセンス。