「感想」
残念ながら所詮はアメリカンクオリティ。
設定は怖いし社会性も個性もあるが、従来のアメリカ映画の枠から飛び出ることは出来なかった。
「作り」
設定と内容は見事。
でもとにかく雑・大味。途中でみているのが厳しかった。例えば弁護士とか殺し屋とか、なぜ最後までや細部まで気を配らない?
例えば暴行事件。あれだけ痛い目に遭ったのに傷が表面についているだけの顔はきわめてキレイなままとかなぜよ?
例えば判事。なぜ彼は自分たちで定期的にある程度は調べない?公的・法的後見人は同じ業務の仲間とはいえ三法もしくは所属の期間が違うわけであるのだから第三者として振る舞わなければならない。それをやらないからあんなに数多くの問題が起きているのに気がつかないもしくはメスが入らない。
ちなみに、一般的なロシア人たちは一般的なアメリカ人たちよりも緻密。
*アメリカ人には他の国の人が真似が出来ない経済力を活かした方法や考え方、白人、アフリカ系にヒスパニック系等々の世界最大の人種の流壷が生み出した強味というものがあるので、それぞれに得意分野があるという意味です。
ちなみに違法・非合法スレスレの色々な詐欺の分野があるわけだけど、老人介護系のものは今は大丈夫でもすぐに法のメスがはいるでしょう。
なぜならば人は皆歳をとっていくのと世界中で寿命がのびたことによる老人問題が現れて来ているから。高齢化社会とまでは問題にならない国でも。
これは一見するとビジネスチャンスなのだろうけど、権利者であっても老いは来ることからここへの詐欺や犯罪行為はいずれバレるし犯罪となる時代が遠くない未来に訪れる。
以上から評価は少し厳し目。