2024年ー15本目
劇場ー13本目
この映画に点数をつけるのはなんか、違う。ので、これを企画し、撮影し、公開するまでに至った努力、乗り越えた沢山の弊害とそれぞれの理解、配慮、全てに敬意を示して4.0をつけます。
前半はものすごく自分の中学、あるいは高校時代のイタ〜イ思い出したくもない幼稚な場面を思い出し笑 ああああ、でもあの頃はそんなことが楽しくて嬉しくて嫌で辛くて一生懸命だったんだ。と思い返した。
後半はそれぞれの人生がどんどん重なって繋がりがわかってきたことでより登場人物たちに思いをはせることができた。
14歳じゃもう何かを始めるのは遅い と諦め達観している子がいれば、果てしない宇宙に希望を見出す子もいる
それぞれにインタビューして本音を聞き出すことや、家庭や習い事での一面が垣間見えることで「悪いひとなんてこの世にはいない」と改めて感じる。
ちょっと苦手なあの子、うざいあの子、クラスが変わったら関わらないであろうあの子、気になるあの子、
自分の人生に何も影響を及ぼさないあの子だって
今日も何かを考え、何かにときめき、何かに怒り、沢山のことと向き合いながら必死に生きている。
そして数年後、名前も思い出せなくなる子が沢山いるように、自分も誰かにとっては名前も、顔さえ思い出せない大勢の中の1人で。中学なんていうのはそういう場所だし
そんな中で1人でも、友達が見つかったらそれは奇跡で最高なこと。見つからなくたって大丈夫。だからみんな、幸せになってくれ
そして沢山のことに触れて自分の気持ちが変わっていくことを恐れないで
と、2倍生きた28歳は強く思うし、
大人は楽しいぞ、と言いたいです。
あの子たちがこの感想を見てくれてたら、いいなーなんて思いながら
私も自分の世界と向き合い、
しっかり生きていきます