丸木

モンタナの目撃者の丸木のレビュー・感想・評価

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)
3.5
森林火災×暗殺者

森林火災救助隊に焦点が当てられた映画を見たのは1989年公開のスピルバーグ監督作『オールウェイズ』以来かも。

物語の推進力となっている汚職の秘密ではなく、主人公がPTSDに向き合ったり、警官の家族愛だったりに話がシフトしてしていってしまうので、スリラー映画としてはモヤモヤが残る。
それにスリラーとしても暗殺者の小物感が緊張感を削いでしまっている。

銃撃場面や森林火災の描写は臨場感があって素晴らしかった。監督テイラー・シェリダンの監督・脚本兼任作に期待。
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