味噌のカツオ

秘密の森の、その向こうの味噌のカツオのレビュー・感想・評価

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)
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♪ある日、森の中、〇〇に出会った~

『燃ゆる女の肖像』のセリーヌ・シアマ監督作品としても話題になっていますが。
そちらは 2020年12月に見ておりまして。もうそんなに経ってたんだ。

今作は2021年製作のフランス映画で、原題は「Petite maman」。直訳すると“ちいさなママ”ということになるかな。
で、邦題は「秘密の森の、その向こう」とされたわけですが。意外と このタイトルは良いですね。結構好きです。

上映時間は73分とコンパクト。
ファンタジックな設定でありながら、その幻想を乗せたまま現実的な時も流れるという、ちょっと変わった映画でもありました。

とにかくネリーとマリオン、よく似たふたりがとてもかわいい。
いたずらしながらクレープを作る場面や、スープを…飲まないシーン(笑)などが とても微笑ましい。

当然ながら 演じているのは双子の女の子、似ていて当然のことなんだけど。

ただそんな印象こそ残っているものの、本来の映画のテーマやセンシティブなメッセージはあまり飲み込めず。
思いのほか わたくし的に響くものが無かったなぁ。シンプルでストレートでコンパクトな作品であることは確かなはずなんだけど。

ちなみに『燃ゆる女の肖像』の自分の感想を読み返してみると・・・
やはり そちらもハマっていなくって。となると、監督との相性が合わないのかな。

いや、でも、序盤の車内でお菓子を食べる&食べさせるシーンを見て、期待は高まってたんだけど。
まぁそういうこともあるかな…ってことで。
味噌のカツオ

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