このレビューはネタバレを含みます
セリーヌ・シアマ監督のフランス映画
母方の祖母を亡くした8歳の主人公
両親と共に祖母の家の片付けに向かった先で起こる出来事を描くファンタジードラマ
原題は直訳『小さなお母さん』
シアマ監督って女性の苦しみを淡々と描くのが上手い!とこの作品を観て改めて思った
主人公は寝落ちしたまま掛け布団もかけてもらえず放置され目覚めた後、父親の毛布をかけ直してあげる様子に悲しくなった
まだ8歳なのに大人になるしかない、ヤングケアラーというかアダルトチルドレンというか…
子供の頃の母親と遊んだり、将来の夢を聞いたり…
子供の頃の母親相手でも主張せず、あわせてあげていて…
ゴムボートを元気に漕いでいるところや走り回ってい様子を観ると祖母からの遺伝は無かったのかな…?と思ったけど、病院の事に詳しいから、入院した事があるのかな…?と思ったり…祖母の入院中に詳しくなったのかな…?とか…
主に子役2人の演技と映像の美しさのスコア