「3時間の悪夢体験！不条理コメディ！」
アフター6ジャンクション2特別試写会にて。
「ヘレディタリー継承」「ミッドサマー」のアリ・アスター監督の新作。ホラー味の強い前2作と違って今作はまた毛色が違う作品に仕上がってました。
ボーは母親の元に戻ろうとするが、極度の心配症な性格と次々と訪れる災難になかなか家に帰れないというホラーというより不条理コメディという感じでした。
どストレートなコメディではないのですが、次々と訪れる悲劇には場内からも笑い声が所々ありました。
3時間という長さも映画全体が綺麗に4部構成で分かれているためとても観やすく、そこまで長さは感じません。
翻弄されていくら困り顔のホアキン・フェニックスもさすがの演技。
一言でいえば「変な映画だったなぁ」という感想なのですがそんな変な映画を観る体験たまにはいいなと感じました！
万人が楽しめる系の作品では「ミッドサマー」のような一般にもウケないとは思いますがアリ・アスター好きのみなさんは彼の新しいフィルモグラフィとして観ておいて損はないかと。
