「ミッドサマー」に続き炸裂する、アリ・アスタートラウマ劇場。
とはいえ、ミッドサマーと同じホラー感を求めていくと何じゃこりゃになるかも。コメディに分類されてるみたいだし。
「殆どの人には訳が分からず、ある種のマイノリティにだけデトックスになる映画、それがアリ・アスター作品」と評した人がいたがさもありなん。
自分だけが置かれている不幸な環境。親切そうで信用できない他人。関わった人を不幸にするのにのうのうと生き残る自分。愛してると言いつつ謎に糾弾してくる血縁者。叫んでも誰も助けてくれないオーディエンス。分かる人には分かるよね。
次回作も楽しみです。