アリアスターの幕の内弁当感で、焦点の合わないテーマが乱立するのだが、ラスト20分ぐらいで母と子の物語だということに気づく。
いわゆる毒親モノ。
しかし、ミッドサマーやヘレディタリーなど素晴らしい深夜番組を生み出してきたアリアスターが、ゴールデンの3時間スペシャルになった途端、金はかかってるんだが内容の薄まった映画ができてしまった模様。笑っていいんだか、怖がったらいいんだか。
ホラーは突き詰めるとコメディになるということを実践してるのか、そもそもそんなこと狙っていないのか。
オマージュ元がリンチやオズやファニーゲーム、
しかしところどころ自作の要素を散りばめているのも好きだった。
アリアスターの卒業制作テーマ近親相姦同性愛の頃から見ているので。
それより、ホアキンがジョーカー演技のあとオーバードーズしなかった世界を見ているようで感涙。