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ボーはおそれているのsoyaryokoのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.4
3/1から新しい仕事を始めるので、その前に3時間の集中を要するこの映画を見ておかねば…と思い日比谷へ。ムビチケを買っていたのでなぜか気が大きくなり、プレミアムボックスシートに座ってみました。荷物置きがあるので快適。ただ、後ろの人がいると多少気配が気になるかも、というのは普通の席と同じですが、集中して見ることができたのでおすすめです!


BEAUというスペルを見て、BEAUTIFULという単語を想起した。確か劇中でもふれられていたような気がするけど、どんな文脈だったかは忘れた。
冒頭からアパート脱出までの怒涛の展開は面白かった。全くBEAUTIFULではない世界。そこから、外科医の家(めっちゃ人工BEAUTIFUL)、森(ネイチャーBEAUTIFUL)と舞台が変わるのも面白くて、割と飽きずに見れた。
ただ、私はママが現れてから急激に眠くなってしまった。ママの存在、映っていなくてもそこここに感じていたよ?!映ってしまったら、強すぎる〜!!
ママの愛に閉じ込められ続けるボーを見ているのは楽しかったけど、これを母親に見せられるアリ・アスターはやっぱりどうかしてるな!

“A Thousand Miles”が聞こえたよ?!
最高のポップス!悪趣味!


終わった後、若めの男性が「なんでみんな普通の顔して帰れるのかな?普通の映画見ました、って感じだけど、全然わけわかんなかったよね?」と彼女に言っていて、確かにデートで見るのに向いてないかもね、と思いました。
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