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鳩の撃退法のraruwoのネタバレレビュー・内容・結末

鳩の撃退法(2021年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

こーゆー小説や文学作品の匂いがするエンタメは好みです。相当楽しめました。「探偵はバーにいる」や「パルプフィクション」を思い出しました。2回目に観る時にピーターパン本と3万円を追っかけてくと脚本の巧みさがよく分かり面白かったです。現実に起こったことと小説として書いたことが映像で観てる際は見分けがつかない所が味噌ですね。キャスティングも好みの俳優が多く、特に石橋けいさんや佐津川愛美さんなど薄幸系と勝手に呼んでいる女優さんが良い味を出しておられます。ただ映画公開時に観に行かなかったのは宣伝のミスリードのせい。原作を未読の方の多くは、藤原竜也が知能犯で何かのブラフを仕掛けてくるような「いつものよくある感じ」に勘違いしたんじゃあないでしょうか。
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