らっく

茜色に焼かれるのらっくのレビュー・感想・評価

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)
3.3
冒頭の交通事故のシーン。
シミュレーションゲームのような映像と実写を重ねた映像。

でも、実はここから「なんで?」の毎日が始まる。

息子との生活、義父の施設利用費、そして夫の愛人に養育費も払い続ける。
職場でも学校でも、理不尽な扱いに耐える日々。
息子にも不幸は連鎖する。
いじめのシーンは陰湿で本当につらい。

お母さんは赤が勝負服。
いつまでも夜にならない、まだ空が真っ赤や。
茜色の空の間はまだ頑張れるということなのか。夕焼け空を親子が自転車でいく。

良い映画なのだろうけれど、
スッキリすることもなく
自分に余裕があるときに見たい
らっく

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