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ヘカテ デジタルリマスター版のharuのレビュー・感想・評価

3.0
ヘカテの犬たち。

1942年スイスのベルン。フランスの外交官ロシェルは、かつての恋人クロチルドとの過去を回想していた。アフリカに赴任したロシェルは、アメリカ人の人妻クロチルドと出会い、彼女に夢中になる。自分のことをあまり語らない謎めいたクロチルドにすっかりハマってしまったロシェルは、ついに仕事も手につかなくなってしまうが…

ヘカテとはギリシャ神話の女神。ロシェルはクロチルドを女神のごとく崇め、やがて彼女の全てを知りたいと思うように。しかし教えてくれないクロチルド。ロシェルは勝手に妄想を膨らませ暴走するが、クロチルドが言う「私はあなたが望む女」、「何も考えてない」こそ真実な気がする。クロチルドが魔性の女と言うより、ロシェルが勝手に一人で盛り上がってたように見えなくもない。
ということで映像は大変美しく、モロッコ行きたーい!と思わされましたが、ストーリーはハマれず。さすがに仕事サボりすぎだよ!
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