グラスゴー国際映画祭にて。
スイスで働くポーランド人家政婦ワンダとその周囲の人々の物語。
なんとなくハートフルドラマかな?と思っていたが全然違い、ブラックで辛辣だった😅
ワンダはスイスの裕福な家庭の家政婦で仕事ぶりとサービスも良い…のだけど、そのサービスの良さ(!?)が思わぬ事態を招く。
脳卒中で体が麻痺してしまった家長ヨセフ、その妻、息子とワンダをめぐる関係が入り食っちゃってめんどくさい事態になっている。
表面上出さなきゃいい話のはずが、隠しきれない事態になり、ヨセフの天然か計算か無邪気すぎる言動が追い討ちとなり一家の混乱は加速。
こりゃ家族内でキレる人いるの仕方ないな。しかも悪気があまり感じられないだけに怒りのやり場に困る。
それだけにとどまらずワンダの家族まで来ちゃって、あーあーこれはモメるぞ…という。
この複雑な関係とゴタゴタを経てこの人たちは何かを学んだり成長していくのだろう、という感じの映画だったが、ブラックコメディに見えたわ😅