水木しげる原作の、ゲゲゲの鬼太郎。今作は鬼太郎が生まれる前の、前日譚的位置付けです。
昭和31年。日本の政財界を裏で牛耳っていた龍賀一族の当主…龍賀時貞が死去した。帝国血液銀行に勤める水木は、葬儀という建前と、時貞の娘婿であり次期当主候補である龍賀克典にアピールする事で自らの出世を果たすべく、龍賀一族の住む地・哭倉村へと向かう。そしてそこで起こる数々の怪奇な事件に巻き込まれ…という内容ですね。
うーん。面白かった…のかなぁ?なんだか、微妙なんですよねぇ。作画や演出はしっかりしてたのですけど。
まず、最初に漫画や過去のアニメ等で知っている鬼太郎誕生の話を知っていたので、今作が後出しに感じちゃって。余計な話に感じて、しっくり来ないんですよー。
次に、キャラが綺麗過ぎる。水木しげるの絵を使ってやって欲しかったなぁ。
内容的にグロい点も多いのですが…ホラー映画なんかを結構な数観ているので、そこは特に何とも思わなくて。胸糞悪い部分だけが残って、後味が悪いんだよなぁ…。