1977年に放送されたアニメ『超電磁マシーン ボルテスV』が、フィリピンで大人気!そして2023年…実写映画化&ドラマ化したものですー!
宇宙よりボアザン帝国が襲来!次々と破壊されていく世界の都市。対抗出来るのは…ボアザン帝国の侵攻を予測し製造されたボルテスVだけだ!…という内容です。スコアは、昔見ていた人なら4点。初見な人なら2点。間をとって、3点かなぁ…。
私、アニメが放送されていた当時、テレビで見ていました。合体する超合金も、買って貰って持っていたなぁ。その前に放送されていたコン・バトラーVは、バトルクラフト(足首から下のパーツ)しか買って貰えず…合体遊びの後は足首から上があるつもりのエアロボットで遊んでましたけど(笑)!
アニメと同じBGMや主題歌(アレンジはあるけど)があって、テンション上がりますねぇ。ロボの合体シーンや戦闘シーンも良い出来です!
アニメの第1話と第2話を映画化したもので、当然映画単体としては話が中途半端です。ジャンプの打ち切り漫画みたいなラストだしねー。
最初は良かったのですが、戦闘中に何度もパイロットが順番に5人とも写しだされるのは、途中から少しダルくなりました。
ストーリー、アニメに忠実なだけに、大人になった今…見るにはキツい進行も多く。「実践訓練するぞ、ボルテスチームを敵と仮定して攻撃、破壊しても構わん!」とか。いやいや、破壊したらアカンやろ!一台しか無いのに、壊したらその後どーするんだ(笑)!
主人公の母親が博士(珍しいパターンだ…)なのですが…基地の外に出てる時に敵が襲ってきて、基地にバリア張ってて入れない!って。違う場所に避難しよーぜ!更にその後、敵の母艦が迫ってきて、母親…拳銃で攻撃しだしたよ!そして弾が尽きたらそばにあった石を投げ出したぁぁぁぁ!!え、あなた博士なんですよね??それで勝てるとか微塵も思えないじゃない?!(因みにここはフィリピンオリジナルです)
内臓を損傷してるのに、戦闘機で出撃する母親。博士って戦闘機の操縦も出来るんだ…。それよりビックリしたのは、主人公が飛んでくる戦闘機を見て、パイロットが母親だと目視した事ですねぇ。どんな視力してるんだ…。
そしてラスト。囚われてた人が映し出されましたが、これが誰かみんな分かるのかな?!何の説明も無かったけど…。意味不明な母親の誕生日シーンを長々と入れるぐらいなら、父親の過去の別れや母親の墓参りシーンをカットせず入れたら良いのに…。