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The Bloodstained Shadow(英題)
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『The Bloodstained Shadow(英題)』に投稿された感想・評価

3.6
ネクストコナンズヒントは「T」!

家に侵入したはいいけれど、物色してるうちにモノを落としちゃったりして毎回毎回ターゲットに早い段階で気づかれてしまうおっちょこちょいな殺人鬼が悪魔的儀式をやってる連中を次々に殺していくビド製ジャーロ。

アルジェント大好きなビド監督らしく、本作の原題『Solamete nero』は『サスペリアPART2』の原題『Profond rosso』を意識してつけられたものらしい。監督の前作『美人ダンサー襲撃』も『サスペリアPART2』を下敷きにしていたことを考えると、今後もアルジェントフォロワーとして活躍して欲しくなるところだけど、興収的に振るわず、これ以降ジャーロを撮れなかったらしい…😭

大学教授の主人公がヴェネツィア沖の島に住んでいる兄(神父)の元に来て思い出話に花を咲かせてたら、悪魔的儀式やってることで有名な地元のヤベェババアが殺されるところを目撃してしまう…。しかも兄のもとに、「誰かに言ったら殺すぞ!」的なお手紙が届くので、兄弟揃ってビクビクしてたら、主人公のトラウマ記憶まで蘇ってくるよっていう帰省なんてするんじゃなかった…展開。そっからヴェネツィアで出会った美女と主人公がデート:犯人探しを7:3くらいの割合でやっていく…って流れ。ヒントはタイプ打ち脅迫状に打刻されている欠けた「T」の文字!

撮影場所であるムラーノ島とヴェネツィアの風景が美しく、それでいて廃墟のような打ち捨てられた侘しさをも同居させた独特なロケ地の特色を最大限に活かしている。街中でターゲットを追いかけていく犯人目線のPOVシークエンスひとつとっても、まるで迷路の中に誘われているかのような感覚にさせられる。

そういった迷路のような街並み、水路が印象的演出の中に取り入れられ、特に船に乗ったヒロインを見つめる何者かの目線、ヒロインが操舵手に向ける目線と多々ある別れ道を印象的に繋ぎ合わせる編集が、犯人と操舵手を暗にリンクさせていき、自身の舵を握られ、分かれ道に入ることもできない袋小路を印象付けられる。

都会の喧騒から逃れて田舎にやってきた主人公を窓から色んな人がまるで敵視するかのように見下ろし、更にはモノを放り投げられるという街そのものに拒否されている感覚。その中で信仰の腐敗へと舵を切るのはフルチ『マッキラー』を思わせる。違法堕胎や小児性愛等々、綺麗に見える街の外観と対比するかのように暗い裏側へと焦点を当てていくのも非常にジャーロ的。

殺害演出はジャーロにしては大人しく、絞殺、槍の突き刺し、暖炉に投下、ボートで轢き殺しだったりとやってることは派手目ではあるけれど、演出としてはゴアを抑えて上品にまとめてる。ジャーロの中でも見やすい部類に入ると思うけど、私的にはそこは物足りなかった。それでもステルヴィオチプリアーニのゴブリン的なカッコいいサウンドは良かったし、『美人ダンサー襲撃』よりかは面白かったと思う。それだけにこれ以降ビド監督がジャーロを撮れなくなったのは悲しい…😓
Cem
5.0
不安を煽るチプリアーニの音楽が素敵なヴェネツィア舞台のジャッロ映画🥀OPからスローモーションで少女絞殺サイコーです。はい、満点😆🧡
怪しい霊媒師。過去の少女殺人事件と青年のフラッシュバックは関係性があるのか!?嵐の中での殺人と消えた死体と脅迫文。不気味な絵画。怪しい人ばかりで誰が犯人か予測できなかった!!
ヴェネツィアの迷路のような小道を歩いてるだけで何かが起こりそうで怖い🥺運河も教会も墓地もロケーションは完璧
モヤモヤっとしていた全ての謎が繋がっていく過程が素晴らしい✨
肝心なアレが不明なままなのもふわっとしてていいですね🤭
アルジェント愛あふれるアントニオ・ビド監督。たしかに随所にアルジェント作品を彷彿とさせる場面がある(音楽もゴブリンっぽい)。しかもヒロインは『サスペリア』のステファニア・カッシーニ。日本語訳で見直して、前回の疑問が解けたので再投稿。

青空の下での少女殺害場面が非常に印象的なオープニング。
数学教授のステファノは神父の兄パオロが住んでいるヴェネツィアに里帰りする。途中の列車でサンドラと出会う。パオロと食事をしていたレストランで見かけた女霊媒師について尋ねると、パオロは不快な表情を崩さず、関わらない方がいいと彼女の行っている怪しげな交霊会とそのメンバーについて語る。
嵐の晩、女霊媒師が何者かに襲われるのを目撃したパオロ。ステファノらと辺りを探すが見つからず。翌朝、若き日のパオロの家族写真とともに「殺人のことを誰かにバラせば、そちらのこともバラす」というメッセージがパオロの部屋に差し込まれる。見つかった女霊媒師の遺体を見て、ふいに幼い頃の記憶がフラッシュバックするステファノ。何か恐ろしいものを見て悲鳴をあげているのだが、何を見たのかは思い出せず。
街でサンドラと再会し、親しくなるステファノ。サンドラの母親が描いた絵がなぜか気になる。その絵は未解決の少女殺人事件を元に描かれたらしい。
続いて交霊会メンバーである富豪や医師も何者かに殺される。サンドラの母親も殺され、気になっていた絵が奪われてしまう。
事件と並行してパオロには何度も脅迫めいたメッセージが送られてくる。メッセージに使われたタイプの”T”の文字が微妙に歪んでいることに気づくステファノ。そして同じタイプ字の手紙をサンドラの母の遺品から発見。手紙の差出人の家を訪ねるとそこには……。

最初に見たときは英語のみだったので、細かい部分で理解出来てなかったけど、あらためて見直すとよく出来たジャッロだなと思う。最初の殺人のせいで犯人の動機がわかりづらくなるところとか、ナルディの息子の存在とか。ただ、残酷味は薄め。暖炉に頭突っ込んで殺すのはうわ~😅なったけど。