ギリギリまで張った系。何気ない小石でプツリと切れた感覚を知っている。泣き崩れたり叫んだり、物にぶつけたり人に当たったり。
ジャケットからポップでオーセンティックな復讐劇かと思いきや、思いのほか辛さと刹那みのパッケージ。
何がきっかけだった?
何が悪かった?
あの時ああしていれば。
そうだよね、無駄だって全部わかってるんだよね。何かに怒りをぶつけた方が楽というよりも、原因も因果も無いということを腹落ちさせたいだけだよね。人生にタラレバほど無意味なことなんて無いよね。前に進むための涙が出るほど健気な少女の作業を力いっぱいに抱きしめたい。
スマホで観たため途切れ途切れだったが、期待通りの銃ブッ放し&想像以上の人間模様でお得さをゲットした日曜夜。