ライダーズ・オブ・ジャスティスの作品情報・感想・評価

「ライダーズ・オブ・ジャスティス」に投稿された感想・評価

エストニア。少女は父親から買ってもらったクリスマス・プレゼントの青い自転車を盗まれてしまう。自転車を失ったため、母親と電車に乗るが事故が発生。多数の死傷者が出る。母親もその一人だった。電車に乗り合わせた学者は、数字を根拠に事故ではなくテロだと母を失った父娘に主張。治安部隊兵士である父親は、学者の仲間(ハッカー)と一緒に証拠を集めると、ライダーズ・オブ・ジャスティス裁判の証人を抹殺するために仕掛けられたことを知る。学者仲間のハッカーの働きで、顔認証システムなどから、犯人を探し出す。父親と学者、その仲間、娘のボーイフレンド、犯人に拉致られていた青年が父親と一緒になって首謀者を洗い出していくが、事態は思わぬ方向へ。
本作は私設警察ものではあるが、一筋縄でジャンルを括れない、どうも珍作というか、つまりコメディ要素が強いのだ。学者の仲間が、娘のセラピストになったり、ギクシャクしていた父娘の仲を取り持ったりするうちに、頑迷な父親と娘の間の緩衝帯になって、復讐譚なのにホームドラマのような温かみのある作品になっているのだ。
頑固親爺のマッツ・ミケルセンは、ポーカーフェイスで、どんなおかしな状況になっても笑顔を見せないのはキートンを思わせる。一線を譲らない娘も学者も、みんなヘンなキャラクター。ラストシーン、翌年のクリスマス・プレゼントの自転車が泣かせる。
バイオレンス系サスペンスとハートウォーミング系ドラマがいい塩梅にブレンドされ、殺しまくるのに心が温まってしまう予定調和破壊のエンタメ。オッサンたちが変なセーターを着てるシーンに救われる。
ヨラ

ヨラの感想・評価

3.7
妻を列車事故で失なった軍人が、それが計画的犯行だったんじゃないかと疑って復讐する話…と聞いて、まあありがちなリベンジアクションかなと思ったら、すごい捻りがあって意外なほど楽しかった。シリアスなのに急にコミカルな場面があって、ヤンマガとかヤングチャンピオンみたい。サブキャラが愛しやすいのもいいね。
あと事故のシーンがめっちゃ強烈です。。
デンマークのアクション映画!

“アナザーラウンド”に続いてこちらもマッツミケルセン!ありがとうございます!!!

バイオレンスアクションって感じですが、コミカルに描かれる部分もあり、人間ドラマな部分もあり、全く飽きることなく楽しませてもらいました!
というより、マッツだから飽きるわけない….🙈❤️
輸入盤にて鑑賞

軍人のマークスは妻が列車事故で亡くなった報せを受け、アフガンの遠征から帰国する
悲しみに暮れる娘との溝も深まり、マークスは頭を抱える
そんなある日、事故が起きた日にマークスの妻と娘と列車の中で会っていた数学者のオットーと出会い、事故が犯罪組織「ライダーズ・オブ・ジャスティス」による証拠隠滅を図ったテロであるという真実を告げられる
怒りに震えるマークスはオットーと彼の友人の数学者たちの知恵と技能を借り復讐を企てるも、自体は予期せぬ方向へと向かう…

アナス・トマス・イェンセン×マッツミケルセン5度目のタッグ
助演は『特捜部Q』シリーズでお馴染みのニコライ・リー・コス

全体的には復讐劇でありながらクスッと笑えるアクションコメディですが、終盤はイェンセン監督らしいブラックユーモア漂う、陰惨なバイオレンスへと変貌します

偶然も計算も、良いことも悪いことも、後悔の先の人生を覚悟するしかない
Wedge421

Wedge421の感想・評価

3.1
Fun little movie. Not particularly memorable though.
ryusan

ryusanの感想・評価

3.7
アラブ首長国連邦より映画最新情報をお届け。
一足お先に「ライダー・オフ・ジャスティス」観てきました。
ちょっと珍しいデンマーク発のアクション映画。

オットーはたまたま乗り合わせた地下鉄で事故に会う。
その直前にたまたま席を譲ったため娘マチルダの母親を死なせてしまう。
しかしその事故がテロではないかと疑い、ハッキング仲間と事故の事をべるうちにますますその確信を強める。
そしてマチルダの父で軍人のマーカスと共に犯人と思われる組織に近づいていくのだった。

暴力でしか自分を表現できない父と、天才だけれど性格的に問題ありの3人の仲間、娘とその恋人、組織に拉致されたホモの青年たちが奇妙な連帯感で結ばれて、危険な復讐に突き進んでいく。
コメディー要素を微妙に取り込みつつしっかりバイオレンスなアクション作品です。
ハリウッドとはまた一味違う、しっかり人間ドラマも描いた筋運びで新鮮でした。

日本でも早く公開されるといいな。
久しぶりに面白いものを観た。暴力復讐アクション映画で人殺しシーン多めですが、なぜかホッコリするのはオリジナリティのあるキャラクター設定のせいでしょう。
これはハリウッドでもリメイクされるんじゃないかな?主演はドウェイン・ジョンソンとか??
電車事故で母/妻を亡くした親子とその落ちこぼれ統計学者のその仲間たちの話。家族を亡くした重たい話かと思ったらはちゃめちゃだった!飽きなかった!
グラスゴー映画祭にて。

アナス・トマス・イェンセンのリベンジドラメディ。
おなじみのデンマーク俳優に加えて、今回「罪と女王」のグスタフ・リンドが出てた。

自転車盗難、親子の時間、席を譲る行為、ある事故、勤務先での嫌な出来事、すべて世の中の出来事は偶然だろうが計算されたものだろうが、何かしらの結果に繋がっていくという。それが良いことか悪いことでもすべて出来事のレイヤーの積み重ね。

もしもあの時自分がああしていなかったら?と考えても、幾重にも重なる事象はまたある結果に繋がっていく、普遍的哲学的なことを下地に、ある男の復讐の行く末がどうなるのか、家族の形はどうなるのかを描いているような。

ぶちギレマッツ・ミケルセンを軸に、なんとも皮肉な展開を経て、それでもいつも通りに時は過ぎるしクリスマスはやってくると言われているような期待通りのやつだった。

「Another Round」「Riders of Justice」どちらもおじさんたちが組んであれこれしたあげくの着地に満足。2本同時期公開すればいいのにと思うがどうだろうね?

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