ライダーズ・オブ・ジャスティスの作品情報・感想・評価・動画配信

『ライダーズ・オブ・ジャスティス』に投稿された感想・評価

Maoryu002

Maoryu002の感想・評価

3.7

列車事故で妻を亡くした軍人マークス(マッツ・ミケルセン)は娘マチルデ(アンドレア・ヘイク・ゲーゼベウ)とともに心を病み途方に暮れる。そこに、同じ列車に乗っていた数学者オットー(ニコライ・リー・カース)がやって来て、事故ではなく仕組まれたものだと聞かされ、マークスは犯人への復讐に燃えるのだった。

アナス・トマス・イェンセン監督、マッツ・ミケルセン、ニコライ・リー・カースということで、「ブレイカウェイ」を思い出させる、デンマーク色に彩られたブラックコメディアクション。

構成も「ブレイカウェイ」にとてもよく似ていた。
一見、リベンジアクションのようで、妖精のような不思議な仲間たちの助けによって、悲しみを乗り越える父娘を描いた作品だ。
もちろん、銃の組み立てや偽のセラピーなんかで笑える場面もたくさんある。

悲しみを暴力で吐き出して、真顔でクスリと笑わせるマッツの演技はさすがだし、ニコライ・リー・カースの温かい演技も、巨漢ウルフ役のニコラス・ブロも印象的だった。

かなり過激なバイオレンスアクションがありつつも、ラスト10分ははまさにファンタジーの世界だ。
ぽち

ぽちの感想・評価

4.0
練られた脚本に意外なストーリー、魅力的なキャラクター達とハイセンスなユーモアを堪能できる良作。

ただし、この手の作品の見方を知らないと味わえない「通好み」「一見さんお断り」的な作品だろう。

脚本家としての方が有名なアナス監督、初めて監督作品を観たが、こちらの才能も素晴らしく驚いてしまった。
脚本ももちろんよく出来ていて、つかみの自転車→解雇→戦場とキャラの背景を一気に流してからのインパクトのある事故。見事な滑り出しで引き付ける。

中だるみなど一切なく、ピリッとするギャグが散りばめられていて、このギャグがまた冴えていて観所。
監督の持ち味なのだろうが、ユーモアのセンスがブリティッシュでモンティーパイソンなどを連想させる。

そしてなんといっても四人の男たちの壊れ方がもう愛おしくなるぐらい魅力的。
演じた役者たちの演技力の高さもあるが、これほど強いカラーのキャラだと演じやすかったのではないだろうか。

夢中で観てしまう楽しさだったが、ラストだけちょっと残念。
娘へのクリスマスプレゼントの冒頭で伏線を張った赤い自転車にパンしたところで終わらせるべきだったかな・・・・
その後の盗まれた青い自転車のワンシーケンスは蛇足のような気がする。確かに安心感は増すけどね。

アナス監督なら続編を作ってもレベル落ちしない良い作品が作れそうなので、超希望!!


余談。
黒沢監督の名言
「企画や描法の新しさに頼らず、そこに描かれた人間の魅力によって、端的に観客をつかむこと」

蓋し名言である。
Saqui

Saquiの感想・評価

3.4
デンマークが舞台の映画はおそらく初めて。
なんじゃこりゃ…笑 笑っていいのか分からないけど、ブラックコメディなのかな。敵討は御法度な理由がよく分かりました。
磔刑

磔刑の感想・評価

3.8
オススメ度☆☆☆
『ジョン・ウィック』や『Mr.ノーバディ』的な、痛快復讐劇かと思ってたんですけど、んなこたない。いつもの北欧の陰湿ドラマで草生えますよ。
ハリウッド的痛快アクション期待してると肩透かし受け合いなので、北欧耐性のある人にのみオススメします。
めっちゃヘビーってワケじゃないですけど、重めのストーリーにアクションはスパイス程度のバランスです。
<以下ネタバレあり>






まぁ、希望的観測だったんで、いつもの北欧節かまされても、「あぁ、やっぱりね😕」ぐらいにしか思いませんでしたけどね。そりゃ北欧がハリウッドみたいな映画撮るワケないじゃない😭

で、肝心な中身は、それなりに楽しめました。
頭のネジ外れた理数系変人おじさんとの凸凹コンビウケるー、ぐらいに思って見てたんですけど、いやいや…マッツ…お前が一番頭おかしいじゃない…😰

で、途中からマッツのセラピーがメインになるんですけど、最後は悪党倒せばスカッとして落ち込んでた気分も晴れるわい!!っていうハリウッド超理論で克服する辺り、陰気な北欧の人間も少しは陽キャに近づいたのかな?と思った。

ただ、その理論を通すには、物語全体が重くて、シリアスでリアルスティック過ぎるんだよなぁ…。
もうちょっと軽くて、フィクション強めじゃないと、そういう倫理観の低い解決方法は逆に飲み込みづらくなってしまうなと。

面白く無いワケじゃないけど、愚鈍なテンポ、アクションの少なさ、自由度の低い脚本はイマイチ。しかし、ドラマのラストが自転車に回帰してくるのは凄く洒落てるし、今作のテーマを綺麗かつハッピーな雰囲気で終わらせる素晴らしいエンディングだ。

全体的に薄雲がかかったような雰囲気だが、ラストは晴れやかな気分にさせてくれたので、最終的には十分満足したと言えます。
juri

juriの感想・評価

3.8
キャラクターがあまり見たことない設定で面白かった。わたしは熱血キャラが苦手でそういう人が長々と話してると興味を失うので、そのへん淡々としててよい。

見終わってみると何にも残らない映画。
あとこういうことはあんまり言わないほうがいいのは分かっているが、マッツの娘はもうちょい可愛いだろう!
MayumiM

MayumiMの感想・評価

4.0
何かが起きると因果関係を考えてしまいがちだけど、世界にはそんなコトよりも大切なものがある……という感じのブラック・コメディ。イヤむしろ、マッツ・ミケルセンが坊主頭の堅物オヤジという時点で十分ブラック・コメディかも。
ともあれ、大きな勘違いで全滅させられるギャングに一縷の同情を感じながらも、支え合うことができる仲間の存在に羨望すら思わせる一作。

それにしても、クリスマスにはクリスマスなセーターを着なくちゃダメなんだろうか。イヤ確かに、その日にしかあの柄物は着られないけど……。
とり

とりの感想・評価

3.0
ラストのクリスマスセーター、急すぎて笑ったw
でも、皆で着るの楽しそうw
ブリジット・ジョーンズのコリン・ファースのセーター見たくなったw
クリスマス映画ってことになるのかな?w

セーターのことしか書いてないけど、無骨なマッツも良かった!
でこぼこなおじさんたちが可愛かったw


2022/301
坊主頭に軍服姿のマッツミケルセンで勝手に想像した物語からは遥か彼方のエンディングだけどそれぞれの個性を持ち寄って助け合い前に進もうとする訳あり欠点だらけの人間賛歌それはそれで良かったわ🙆‍♂️
hedonistic

hedonisticの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

よくある復讐劇かと思いきや、ちょっと捻った脚本になってて面白かった。

凸凹3人組のキャラも愛おしいし、銃撃戦も雑じゃなくて良い。

ちょっと発砲音が大きいのが気になったけど。

でもさすがにあの真実はヒドいでしょ笑

結果何人死んだと思ってるんだ!笑

呑気にクリスマスのお祝いしてんじゃないよ!笑
奥さんをギャングに殺された復讐劇と思いきや、途中ちょっとクスッとくすぐる部分がある、ちょっと変わった感触の映画。さらに復讐が勘違いだったとは。。。不思議な感触だけど2時間楽しめるし悪い映画じゃないです。
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