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鬼平犯科帳 血闘のあっちゃんのレビュー・感想・評価

鬼平犯科帳 血闘(2024年製作の映画)
3.5
池波正太郎の同名小説を、「三屋清左衛門残日録」シリーズの山下智彦監督が、松本幸四郎主演で新たに映画化。

火付盗賊改方の長谷川平蔵(松本幸四郎)の前に、二十余年ぶりに居酒屋の娘・おまさ(中村ゆり)が現れ、密偵にしてほしいと申し出る。おまさは平蔵が目を付けた盗賊・九平を独断で探すうちに、凶賊・網切の甚五郎の企みを知り、網切一味へ決死で潜入する。

全24巻の鬼平犯科帳を読み始めているが、本作は第4巻に収録されている。たまたま、その第4巻を読み終えたところで、本作を鑑賞。たった40ページ程度の原作をここまでのストーリーにした脚本が素晴らしい。

原作も本作もおまさの物語。おまさ役の中村ゆりが、とても良い。『あまろっく』のお母さん役も良かった。
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