光を捕まえようと光と遊ぶ子どもたちが素敵です。この子たちすごい!世界が光に溢れていることに気付き、映画を自分たちで上映しようと遊びながら光の原理、映画の基本を学んでいきます。
サイレントに音をつけるシーンが好き。子どもたち楽しそう。
監督の自伝的作品です。
先生がいいですね。小さな村を出ることが子どもの力を伸ばすことになり、階層と貧困、偏見の中、生き抜くために必要なことは何かを教えていきます。
近年観るインド映画は踊らないものばかり。少し寂しさを覚えていましたが、本作は時々、感極まると踊ります。インド映画はそれほどたくさん観ていないけれど、根本がエネルギッシュで、余韻が心地よいです。
監督の映画愛に溢れています。フィルム映画がデジタルに置き換わっていく悲しいプロセスを少年は目にしますが、それでも光をそこに見つけようとする。よいエンディングでした。