ダン・ブラウンの小説「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズのサスペンスミステリー第2弾。
トム・ハンクス主演、アイェレット・ゾラーがヒロインを演じ、ユアン・マクレガーらが共演。
バチカンでローマ教皇が他界したため、次期教皇を決めるコンクラーベが行われることになった。
しかし候補者の4人の枢機卿が何者かに誘拐され、1時間ごとに公開処刑される声明が届く。
時を同じくして、スイス・セルン研究所で、凄まじい破壊力を持つ反物質の作製に成功するが、何者かに奪われてしまう。
問題解決のために、ハーバード大学のラングドン教授（トム・ハンクス）が呼ばれる。
果たして、犯人の正体は？そして次期教皇は無事に決まるのか？
シリーズ1作目の「ダ・ヴィンチ・コード」と同様にトム・ハンクス演じるラングドン教授の謎解きが見どころです。
ヴァチカンをはじめ、ローマ市内のキリスト教ゆかりの名所であるポポロ教会の土の礼拝堂やサンピエトロ広場のベルニーニの彫刻、聖マリア・ヴィットリア教会、ナヴォーナ広場の四大河の噴水、カステル・サンタロジェなどベルニーニゆかりの地が舞台となり、観光気分も味わえます。
ヴァチカン記録保管所やヴァチカン銀行なども興味深い。
教皇選出のコンクラーベの様子も伺い知ることが出来る。
再三の殺人時刻が迫る中、ハラハラしながらテンポよくストーリーが展開して楽しめた。
終盤のどんでん返しにも注目です。
「神に感謝しましょう 神が君を使わしてくれた！」（NHK版）
2024.1 BS12で鑑賞（エクステンデッド版・字幕）
2022.3 NHKで鑑賞（BSプレミアム・字幕:戸田奈津子）
