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コーダ あいのうたのKのネタバレレビュー・内容・結末

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

全体的にシーンカットのタイミングとか編集のセンス、魅せ方が好みだった!

2回くらい泣いた。一緒に見た2人も泣いてたから大体同じところが泣かざるを得ないツボなんだと思う。

エミリアジョーンズめっちゃ可愛い。
兄が特に良い味でてた。

▼以下めっちゃネタバレあり。
発表会の音の表現と、母が「あなたが生まれた時、ろう者であれと思った」というシーンで、この映画の深さを感じた。

発表会の無音のシーンはポジティブにもネガティブにも捉えられると感じて、
自分だったら、どうしても「みんなが良いと思っていることの良さを理解することができない場にいることは辛いし、悲しい」と思ってしまう気がする。
でもそれは自分が聴こえる側だから思うことで、むしろこのシーンは悲観的に捉えるような場面ではない、というレビューを見て少し反省した。
音が聴こえない世界にも音楽はある、ということ。音とは空気の振動で、父が娘の喉に触れたように、単なる音声以外で知ることができるものってあるよなぁ、とか。

一番グッと来たのは4人のハグシーン。
今、家族揃って全力でハグ出来る家族ってどれくらいいるだろう。

フランスのやつが原作ってことだけど、これはかなりザ・アメリカ映画!っていう感じだったからアレンジしてるんだろうな。原作も見てみたい。

その他雑記。
・リアルさという点だけでみるとちょっと家族の中で母が浮きすぎてる印象も受けた。いや、父の方?どうなんだろう。
・個人的に観たいのはこの設定で歌が大好きだけど大学に受かるほどでは無かったというルートの先なんだけど、性格が悪いのかもしれない。
・その部屋でギター弾いて2人で歌うなら屋外の方が良いよ...(野暮)
・ちょっとだけGleeを思い出した。あのタイプのロッカーってアメリカだとどこでもあるんだろうか。
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