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ベルファストのKのネタバレレビュー・内容・結末

ベルファスト(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

まず冒頭の映像の綺麗さに魅入る。
メインがモノクロだからか、余計にカラーにこだわっているように感じる。
カラーから壁(恐らく平和の壁)を境にモノクロに転じる演出が印象的。これって逆(モノクロからカラー)も演出として面白そう。

He was a very deepthinker.
ニューシネマパラダイスを彷彿とさせる。
優しいおじいちゃんに弱い。
「彼がこの世にいたことに感謝しましょう」って素敵な言葉だと思った。
お葬式ってもちろん、死を悼む場ではあるけれど、その人がこの世にいたことを感謝する機会だという考え方も良い。夫婦でダンスをするのも素敵だった。
お母さんもとても良い演技だったなあ。

「でも、正解は1つでしょ?」
「答えが1つしかないなら、紛争は起こらんよ」

その他、興味深かったセリフ
「カトリックになれば、時々罪を告白すれば許してもらえて、教会も行かなくていいよ」やっぱり告解とか懺悔室のイメージなんだなあ。

この作品では強硬派ではないプロテスタントの家族が描かれていたけど
もう少し踏み込んだ設定の作品も知りたい。

しばらくNetflix納め。
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