しらすごはん

密航者のしらすごはんのレビュー・感想・評価

密航者(2021年製作の映画)
3.5

2021年〜配信のSFサスペンス映画。

Netflix作品です。

原題: Stowaway

人類が宇宙に進出する時、直面する事態が科学的考察のもと、描かれます。

宇宙を舞台に、極限状況での人間の心理や倫理的な葛藤が表現されていました。

2020年代の『冷たい方程式』ですね。

いぶし銀のような良い映画。

ハードSF好きにはピッタリ。

宇宙船の内部セットがリアルです。

Filmarksの得点が低くて、ちょっと意外。

好みが分かれる作品なのでしょう。

主演のアナ・ケンドリックが、今作でもかわいらしかったです。


火星への2年間の探査ミッション。

3人のクルーが宇宙船に乗り込み、離陸するところからスタート。

しかし、彼らが宇宙に到達してからしばらくして船内で意識を失ったエンジニアのマイケル・アダムス(シャミア・アンダーソン)が発見されます。

彼は、事故により偶然に乗船してしまった密航者でした。

3人のクルーは、密航者を介抱し、新たな乗員として受けいれます。

ところが、船内システムが不具合を起こし、生命維持資源が不足する状況に陥ります。

このままでは、全員生きて火星にはたどり着けません。

皆で協力して打開策を探ろうとしますが、厳しい現実を突きつけられます。

限られたリソースでは、全員が生き延びるのは不可能と分かったとき、乗員の倫理感が試されます…
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