白人警察官に殺害されるというタイムループに陥る話。
何度も繰り返す絶望の世界。それは、繰り返し終わらない人種差別と重なっているようだった。
アカデミー賞短編実写映画賞受賞
外出先からFurboで、お留守番中の犬に話しかけるカーター。わたしと全く同じことをしていて親近感を覚えた。
繰り返すタイムループを見続けるうちに、せめて帰りを待っている犬にごはんをあげさせて。お願いだから犬を誰かに預けてからにして。と、人ごとではなくそう叫びたくなった。
ふと我に返る...どうして？何も悪いことしていないのに。
ごく日常のなかで犠牲になった方たち。
子守中...
公園で遊んでいた..
彼らに明日はない。
正義を貫き街の安全と人助けをしたいと思い警察官になったのだろうに。。志望動機を聞くセリフで彼らが初心に帰ることを願う。
皮膚の色も、目の色髪の色が違うのと同じ、皆んな同じ人間。
30分の中にメッセージがぎっしり詰め込まれていました。観てよかったです。
