初日舞台挨拶中継付き上映に行ってきました。
仮面ライダーって世代的にはBLACKとBLACK RXにかすってはいるものの、小さすぎて多分観ていません。
ソフビ人形の記憶だけあって「胸に付いてる『？』みたいなマークはなんぞや？」とずーっと思っています。
そんな感じなので、お目当ては庵野秀明と、ほとんど全員垂涎もののキャスト陣。
庵野秀明なんて、よくよく考えてみれば30年近くも作品に触れてきているひとだから、自分の人格形成においてかなりの影響を受けているのかもしれないと舞台挨拶を観ながら思いました。
庵野ワールド、キャスト、物語の展開が好きだったところ。
消化不良感の理由は、「シン・ウルトラマン」ではある程度主人公に感情移入できた(宇宙人設定だからそれも変なはなしだけど)のに、今回そういったキャラクターがほぼ居らず、劇中世界に入り込めなかったから。
ぎりぎり掠ったのは、今作における一文字隼人の性質。
そんな余韻だったため、仮面ライダーが好きな方や、各登場人物に感情移入できる方々はもっと楽しめるんだろうなぁと思いました。
でも不思議なことに、121分を長いと感じることは一切無くて。
庵野秀明の世界が好きなんだろうな、私。
