シン・仮面ライダーのとう腐のネタバレレビュー・内容・結末

何処か今の技術で昭和な表現をあえてしている感が有りながらも、細かいオマージュについてこれてるかい？まあわからなくてもいいさ！とりあえず今日はライダーはパンチでジャンプでキックなんだと覚えて帰ってくれ！と近所に住むオタクのおじさんに早口で言われている気もする視聴感(それは別に悪い意味ではなく、監督の“好き”や“見せたい”をぐいぐい出して来ている感かもしれない)

お？ここは昭和の初代ライダーのオマージュだな？と私程度でも分かるようなシーンも有れば、今作のショッカー廻りに関してはなんかふわふわしていてそれこそ平成ライダーの敵組織みたいorなんかヱヴァみたい…とも思ったり。意外にもよく東映が売りにしているショッカー戦闘員に関してはほとんど出番無かったね(クモオーグの急に沸く戦闘員くらいか？)

トンネルでのWライダーVS量産型ライダー戦やラストバトルにも不満は、ある(見づらい、なんか地味etc)
だがそういうシーンでも一文字のキャラに救われたのも事実だ(そういうところは現実の2号ライダーバトンタッチ劇に同じかもしれない)
なんだが途中から完全に一文字にハートを奪われていた気は…する。私にとってはそれくらい存在感が大きかった。

不満点は確かに有るけど、ライダーキックやライダージャンプで上書きされてしまう、そんなパワーのある映画だった。