きなこ

そして、バトンは渡されたのきなこのネタバレレビュー・内容・結末

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

今年は全然観れていなかった映画。
久々に映画館へ!
こちらのレビューも良かったので本作を〜。

優しいお話でした。
出てくる人がみんな優しいから。
すっかり共感することはできなかったのに、それでも涙が出てきました。

そんなバカな!とは思うんですけど。
(小説で読んだらそうでもないのかも)
最初は、大森南朋から実の娘を引き離した石原さとみに驚いたんですけど、
それってこのお話を通じて描かれる、血のつながりなくても、家族になれるんだよっていうのに反した感情だな〜と途中で気づいたり。
大森南朋だってだいぶ身勝手でしたからね。
みんなそんなに完璧じゃないのがいいのかなとも思うし。

みぃたんと優子の映し方、同窓会のスーツの背中が明らかに田中圭だった、石原さとみの髪を見せない帽子の違和感、卒業式の後ろ姿はたぶん梨花…と、
なんとなく展開は読めるけど、だから価値が減るわけではない感じなので別にそれでいいなと思う。

卒業式の石原さとみちゃんの涙に1番泣かされた。
さとみちゃんに泣かされたの初めてかもしれない。

そして何よりも永野芽郁ちゃん!
かわいいな〜。
お前に娘はやれん!って田中圭と一緒に憤りました。笑
田中圭の森宮さんと、市村正親さんの泉ヶ原さん好きだった(泉ヶ原さんは、梨花とちいさな優子を送り出した時の気持ちを思うとかなり好きになった!包容力すごい。)
田中圭さんと永野芽郁ちゃんのシーンがどれも好きでした。空気感が自然だし、好きな2人でした。

カラフルな部屋や服、風来坊の彼氏。
森宮さんの料理が優子に影響してるのと同じように、
優子の中にママがしっかり息づいてるのがいいな!

2021-45
きなこ

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