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そして、バトンは渡されたのkureaのネタバレレビュー・内容・結末

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

見終わっても梨花さんに対しては
本当に最低の母親だと思う気持ちは
拭えなかった。
不安や怖さは分からないでもないんだけど
失うのが怖くて究極の手段選んでまでも
みーたんを離そうとしなかったくせに
最終的にみーたんのところから
勝手にいなくなっちゃった挙句
泉ヶ原さんの時に至っては
ピアノを選ぶならなんて言い方しちゃうし。
私が娘なら受け入れるには
優子みたいにはいかないと思う。
受け入れるのにはきっと時間がかかる。
いくら元気なままの母親でいたくたって
私はいきなりいなくなるくらいなら
会えるうちにちゃんとそばにいたい。
でも本当に娘を愛していたことは
確かで偽りなくて
梨花にイライラしてもその愛が
暖かくて不覚にも涙を流してしまいました。
それに親としての責任はなんだかんだ
ちゃんとしていた。
娘のその後を考えて彼女を任せられる
大人を探した。

それをちゃんと繋いでいった
3人のパパたちも
梨花に負けない暖かさと愛情があって
普通なら利用されたとか思う人が
いてもおかしくないのに
この人たちもちゃんと責任と愛情を持ってて。
梨花がこの人たちを選んだわけが分かる。

こんな日がくる気はあまりしてないけど
私も命懸けで愛する大事な人ができたら
その人を命懸けで愛したいし
守りたい。
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