ちひろ

親愛なる君へのちひろのネタバレレビュー・内容・結末

親愛なる君へ(2020年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

Twitterで、his観て感動した人は観てほしいというのをちらっと見て、なぜか覚えてて。ジェンダーレスな作品は感情が遠回りしないから好きです。無意識に作り上げてる自分の固定観念にハッとさせられる言葉が散りばめられていたりもした。少年の君に引き続き、エンドロールまで作品が続いている感じがするシリーズ。最近海外の作品への抵抗が減った。日本だと出演者でみるかみないかきめることもあるけど、海外だと誰も知らないから、ストーリーや雰囲気だけで選ぶ。変な癖やスタッフさんのらしさににやにやするのも好きだけど、決めつけずに色々見ることができて、作品自体を純粋に楽しめるなと思う。めちゃhisなカットあった。僕が女性でも同じ質問をしますか?ってハッとする。忘れるな、お前は何も悪くない、永遠に愛している。でうわーと。山で見る雲海、部屋でピアノを弾くところの下からのカット。養子の申請行くときおばあちゃんが痛い痛い、息子を死なせたから心が痛いって言ってたけど、あれは真実を話させるためだったのかな?とか思う。高山病で倒れるシーンもリアルで必死で本当によかった。新たなパートナーと会って関係をもったり。そういうのって悪ではないけど、なんか良くないみたいな。良い人であるべき思い続けるべきっていう空気も感じる。そりゃあ寂しくなる。誰かに愛して欲しい寂しさを埋めたいって思うのは当たり前だ。
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