このレビューはネタバレを含みます
まず色味がすごく魅力的、、、
全体的にモダンで
対照的なアイテム達。
ワンカットワンカット、2人の
部屋をはじめとするその視覚的
美しさと、台湾の日常の普遍的さの
ギャップが何ともクセになる。
ストーリーも腑に落ちるというか
必ず訪れる未来をしっかりと映していて
『うんうん』と悲しくなりながらも
納得感あるストーリーでした。
2人は出会った時、視野が狭く
前しか見れなかったけど
時が過ぎ、自分の世界を抜け出した時
次は周りが見えすぎて、前が
真っ直ぐ見えなくなってしまうのか、、、
と画面サイズも途中から広がり
なんだか切なくなりました。
私は強迫性障害の症状がないけど
どこか重なる部分人間だったら
絶対あると思う。
重なると驚異的な力を発揮する代わりに
重なった部分がずれると、全てが
ガタガタと崩れていく。リアルでした、、