鑑賞してからしばらく経ちました。
すっごく満足度が高かったし、楽しめたし、いろんな思考を巡らせたけど、なんだかスクリーンから挑戦状を受け取ったみたいに、私にとっては難しい作品だった。多分私の思考が追いついていかない感じ(すこし悔しいけど......)。
彼女は世間に対してかなりの脅威だった。なんでもそうだけど「ピュア」ってかなりの脅威になる。行動も読めないし、真正面から向かってくるエネルギーに、どう接すれば良いのかわからなくなるから。そして、彼女自身もどんどん成長するにして、ピュアさが痛みに変わっていく。この不思議だけど、今とまったく同じような世の中にゾクゾクさせられたのかもしれないし、そこにくらったのかも。
そして、知性を手に入れた彼女は本当に聡明で美しくて私も感化されたし、この軸にふさわしい女性だったと思う。この映画をもっと上手く解釈できる時に少し彼女に近くなれる気がするな。
私が感じた感情をうまく説明できないのがほんとうに悔しいけど...そのぐらい真っ直ぐに受け取れた作品だったということで。またうまく書ける日に続きを書こう。
