母を亡くし、悲しみが消えないアヴァロン。そんな気持ちのままベビーシッターのアルバイトへ。子供の子守りをするうちに、悲しみが少し癒されていくというショートムービー。
ディズニーが若き映像作家を支援する短編映画プロジェクト“Disney Launchpad”から生まれた6作品のうちの1つ。
こういう日常のほんの一欠片みたいな作品は好きです。彼女の悲しみがどのくらい癒されたのかは分からないけど、ほんの少しでも癒しや、前に進む力になった事は確かだし、そういう積み重ねで時間をかけないと乗り越えるなんて出来る事じゃないと思うから。
気付かせてくれる相手が大人である必要もないし、無垢な子供だからこそ…っていうのは、リアリティがあって良かった。子供の発言や行動にハッとさせられる事って結構あると思うから。
そして、設定がパパ2人っていうのも良かった。今現在の私はまだ「あ、パパが2人なんだ」って思ったりしたけど、こういう作品が増えればそんな事もいちいち思わず、当然の事になると思うので。今後、増えて欲しいな。
2021-200