ドラえもん映画レビュー19作目
“雲の王国”
昨年の5月9日以来のドラえもん映画を鑑賞しましたが、やっぱり面白いです!テレビで放送されているアニメは毎週欠かさず視聴しております。そして、今年公開される“宇宙小戦争2021”が楽しみです。旧ドラの宇宙小戦争であった、しずかちゃんの牛乳風呂シーンや石ころぼうしを用いたシーンが観られるのが確定してるので、首を長くして待ってます。
余談は、さておき内容
まず、映画ドラえもんあるあるの
“ドラえもんの四次元ポケットが使えなくなる”という物が見られました。
今作は、雷に打たれドラえもん自体が故障します。のび太がポケットから道具を取り出そうとするも“エッチ!”とドラえもんが言って道具を出すことができない。この流れが何回かあるのですが、その1回1回でドラえもんの目に描かれている“H”という文字の色やフォントが若干でも変わってる所に、アニメーションとしての良さを感じます。そのシーンで、大爆笑とまでは行きませんが、つい笑ってしまいました。こういう笑いがあるからこそ、ドラえもんって面白いと感じます。
今作は、この作品が公開される前に放送されたアニメのキャラクターが勢揃いします。じゃあ、それ見てないと理解できないんでしょ?と思われるかもしれません。しかし、回想として、その回(再登場したキャラが出てくる)のシーンをダイジェスト的に見せてくれるので、理解できるようになっております。私自身、見てない回があったので、その概要が分かって良かったです。基本的にドラえもんの映画という物は、毎週放送されているアニメを見てなく人でもどの作品から見始めてもわかるようになっています。その概念を保っているのが好印象でした。
この作品のテーマ性は、現代社会へ妙に合致しています。都市開発によって、森林面積が減少している事やより良い民政を行う為に何かを犠牲する事。環境問題・社会問題について言及するドラえもん映画。子供向けの作品の中に“大人な内容”が馳せられている。こういう構成のアニメ作品が何気に1番好きかもしれません。昔見たアニメをもう一度見た時に、何か新しい発見がありそうです。
今作で1番印象を受けた、ひみつ道具は
“迷子探し機『ごはんだよー』”です
アニメでも中々見ないもので、新ドラになった今、また使っている所を見たいです。
次のドラえもん映画鑑賞は時間を空けてしたいと思います!