ライブの尺は長いほど良い。
ラミマレックの演技により描かれるフレディの苦悩葛藤の半生描写を見てきたからこそのライブエイドのぶち上がりですよ。
10万人の熱狂客を俯瞰した壮観たるや。映画の後半はずっと観客と共にテレビの前で一緒に歌う応援上映と化した。マンションの壁が厚くて本当に良かった。でもやっぱり劇場で見たかったです。
LGBTに今程理解がない社会の中の生きづらさエイズにより人生の最後を意識しバンドメンバー達も家族だと気づく。その感動も全てライブエイドを盛り上げるためのドラマ演出なのだと思った。曲が出来るまでの過程や波乱万丈の人生劇も、あのとてつもなく生へのエネルギーに満ちた音楽への布石だったのだと。あー、やっぱり劇場で見ておけば良かった。
