パットン

月光の囁きのパットンのネタバレレビュー・内容・結末

月光の囁き(1999年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2021/4/4
高校生の恋愛としては、かなり振り切った設定。
ドMで変態の入ったタクヤと変態と知った彼を拒絶するも離れられなくSの本性にめざめるつぐみ演じるサツキの奇妙な関係。
こんな高校生おらんやろ、と思いつつ、デフォルメされているとはいえ、男子の本能、というかオスの性癖としてメスに喰われる、あるいは本来的に生殖の役目としてのオスを考えた場合、タクヤのような気持ちは男性の誰もが共感するとことではないかと思うのだが。ラストは結び合うのかと思いきや、またタクヤの友人のサツキに恋する友人と3人で海に行こうとサツキが言い、タクヤがうんという関係性はなんら変わっていないことを示唆する、もやもやとしたENDであった