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ダルバール 復讐人のSONIAのレビュー・感想・評価

ダルバール 復讐人(2020年製作の映画)
3.4
いわゆるラジニ節全開の映画。
メイクや映像加工をしてあるにしても、思わず製作年度を見返すほど若々しかった。

冒頭のSUPER STARの文字にテンションが上がる。そして指笛鳴らしたくなるような華麗なる登場シーン。ヒーローものはこうじゃなくちゃね。ラジニ作品はパターン化されてはいるが、ケレン味にあふれてて娯楽の王道といった感じ。

ラジニこそ正義、彼こそ神、と言わんばかりにいくらなんでもそれはないだろうという制裁も、大義があればまかり通る。

ヒンディー映画界で活躍していたスニル・シェティがいい悪役ぶりを演じていた。“タイマン”という言葉を久しぶりに思い出した。

エンターテイメントに全振りしていてむしろ清々しい。ラジニ作品の前では細けーこたーいーんだよ、という気分になる。
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