らっく

梅切らぬバカのらっくのレビュー・感想・評価

梅切らぬバカ(2021年製作の映画)
3.7
梅切らぬバカ
梅は新しい枝を伸ばすため、良い実をつけるために剪定をする。
しかし、忠さんはお父さんが梅の木に宿って守ってくれていると信じており、その気持ちを思うと切れずにいる母。
同時に、自分がいなくなったあともひとりで生きていけるよう、忠さんをグループホームに預けなくてはと思いながらもなかなか離れられない。

ひとつの事件をきっかけに、母は面倒みているばかりと思っていた息子の存在に自分も救われていたことを意識する。

バカでもいい。梅も息子も、自分のペースで離れていけばいい。
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