このレビューはネタバレを含みます
このおっちゃん
本気で死ぬ気あるんか
と言ったら失礼かもだけど
最後まで冗談かましたり
「孫の演奏会は聞き逃したくない」とか
ごねたりで
テーマは思いのに終始カラッとした雰囲気で
助けられる
(その内気が変わらないかなぁと
家族が終始期待してたり
昔一悶着あったらしいゲイの元恋人と
死の間際では抱き合ってたり
娘が父の件で気を落ち着かせるために
見てるのがゴアゴアなホラー映画なのとか
ちょっと笑う)
「海を飛ぶ夢」を
見た時はここまで警察の目を掻い潜って
みたいな危ない行為な雰囲気は
なかったような気がするんだけど
いやーこんな
ミッション:インポッシブル的な
危ない橋を家族共々渡ってるんだという
緊迫感すらあって
ちょっと面食らったり
生まれ方は選べないけど
死に方は選べる
それこそ人間の尊厳
というやつなのかどうかは
未だによくわかんないけど
ソフィー・マルソーも
初めて演技派に見えた笑
シャーロット・ランプリングとも
映画で語られる以上に色々とあったと
お察しするけど
そこは敢えて(?)さらりと。
なところもよき