「私はハードディスク、あなたはアンテナ」
ティルダ様が出てるので鑑賞。
全く前情報無しで観たので、ちょいちょい英語が入るけど基本的にスペイン語。
スペイン語を話してるけど、明らかにスペインじゃない。
ということは、中南米の何処かだなって感じで、舞台が何処なのも分からずしばらく観ていたけれど、どうやら南米コロンビアが舞台。
奇妙な衝撃音が聴こえるようになった女性ジェシカ(ティルダ・スウィントン)の不可解な現象を探求する姿が描かれるけれど、物語が進むに連れ予想もつかない展開になっていく。。
静止したような映像の中、環境音やジェシカにしか聴こえない衝撃音が突然聴こえてくる。
いつその衝撃音が聴こえるのかという緊張感と、静寂と衝撃音が響く時のギャップがなんとも素晴らしくこれは映画館で観て良かったかなと。
ちなみに本作はDVD販売や動画配信の予定はなく、映画館でしか公開しないと明言しているらしい。
また劇中での出来事を他人に上手く説明するのはなかなか困難。
作品を観た者同士にしかこの感覚を共有できないのかなと。
昨夜見た摩訶不思議な夢を他人に上手く説明できないし、たぶん共有するのは難しいみたいな感じと一緒。
ジェシカが自分が聴こえる衝撃音を音楽スタジオで再現してもらうシーンけっこう好き 。
ジェシカがエルナンに「今眠ってみて？」という無茶振りに、あんな見事にこたえてくれちゃうのに笑えるし、彼の眠っている姿にちょっとビックリ。。
【ネタバレ】
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終盤からラストにかけては「えっ？」という感じのまさかのSF映画だったのか。
ティルダ様に聴こえる謎の衝撃音の正体は、宇宙船が飛び立つ時の衝撃音だったという。。
ある意味衝撃的。。
