レナーテ・レインスヴェがちょいちょい松本若菜に見える
アラサー女性の恋愛・結婚・出産・家族・仕事にまつわる自分探しを、時にファンタジックに、時にシリアスに描くロマンチックコメディ。
主人公ユリア(レナーテ・レインスヴェ)は、よく言えば自立していて奔放、悪く言えば自己中。魅力的ではあるけど、付き合うにはちょっとめんどくさいタイプかも。でも、映画はそんな「最悪」な彼女を肯定的に捉えている。
彼女の定まらない心を表したかのような、現実とファンタジーの間のようなちょっと不思議な感覚の演出が、なんか心地よかった。