原題『Verdens verste menneske』 (2021)
監督 : ヨアキム・トリアー
脚本 : エスキル・フォクト、ヨアキム・トリアー
撮影 : カスパー・アンデルセン
編集 : オリビエ・ブッジ・クーテ
音楽 : オーラ・フロッタム
出演 : レナーテ・レインスヴェ、アンデルシュ・ダニエルセン・リー、ハーバート・ノードラム、他
人生の方向性が定まらない 30歳の女性が理想と現実の間で揺れ動く姿を描いた異色のドラマ/メランコリックなロマンティックコメディ映画。
面白かったです。
自分に正直に生きることを貫く奔放なヒロインの恋と葛藤を繊細かつヴィヴィッドに描き出した作品。
自宅のスイッチをトリガーに自分以外の全ての人物の動きが止まり、ユリヤが外に駆け出してアイヴィンに会いに行くシーンや膵臓癌で入院しているアクセルのエアドラムシーン、そして後半の病院の中庭?でのアクセルとユリアの会話が印象的でした。
あと、病院のベッドでアクセルがユリアの胸を揉もうとするシーンは笑ったし、中庭での会話はアクセルにグッと感情移入したなぁ。