友達のおすすめで観に行った。
フィンランドもロシアも馴染みがないため、文化的なことも知れて面白かった。飲むお酒の種類も服装も、家の雰囲気も新しく感じた。登場人物の関係性など「ん？今のはどういうことだろ」と疑問を持ったまま進んで後の会話や電話などで、そういうことかってなる。最初はユーハは乱暴でモラルのないやつだな！くらいに思っていたけれど、物語が進むにつれて非言語的な温かさがある人懐っこい人だと思うようになった。ラウラはたくましい人だなと一貫してた。展開が予想外だけど無理がなくてはじめて観る感じだった。過度にバタバタしない感じが好き。iPhoneがない時代っていうのもいい。アナログで一つひとつ時間がかかるのも丁寧に見えるし、偶然に頼る感じもいい。
最後の節末がくすっとできてよかった。寒いところの作品は全体に少し暗いイメージがあったけど、ほどよかった。寝台列車で旅したくなった！
