eikotomizawa

コンパートメントNo.6のeikotomizawaのレビュー・感想・評価

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)
3.9
旅は道連れ世は情け、名前のない関係は最高!猛吹雪のなか会話無くはしゃぐシーンがすべて"で良かった。

めずらしくfilmarksで解釈一致、乾杯!な
レビューばかりでついつい流し読みしちゃう〜。出だしのリョーハの言動が生理的に受け付けられず「こりゃ失敗したわ寝るコースかも」と思っていたのも束の間だった。極端な側面がフォーカスされがちな昨今だけど、人間は多面的な生き物だということを静かに思い出させてくれるし、希望を抱く。

ロマンチックと呼ぶにはあまりにも渋く、爪弾きだと信じて疑わない彼らのぎこちなさや、劣等感のシーンの連続で辛く苦いのに…終わってしまえば、やさしい爽やかさに癒されている。
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