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かもめ食堂のオノタクのレビュー・感想・評価

かもめ食堂(2005年製作の映画)
4.0
細やかなおもてなしのメンタリティ

時代を感じる、こうゆうスローライフに憧れはあっても、今じゃ現実的な面を度外視して、落ち着いて見てられるような環境で生活できてないよな、大体の人は

おにぎりとか、コーヒーとか、いらっしゃいませとか、何も言わずサッと出すティッシュも合気道も、サチエさんは相手と自分を合わせての気遣いというか、心遣いというか

北欧、フィンランドはやっぱ街並みとかインテリアとか、お家とかちょっとかわいい、その中であえて食堂がベースで物語が進んでいくのがいい

街並みがかわいいとかは特に関係ないけど、レストランじゃなくて食堂だから、どんな人でもふらっと寄れて、気を休めてご飯と環境を楽しめる、そうゆう居場所だからこそ、最後のシーンみたいに、この人はこうゆう人生を〜っていうのが想像しやすいし、それが楽しめる

何でも緩急が大事なんだろうな、緩々でもダメだし、急ぎすぎてもよくない、こだわりはありつつも、自由に、決まりは無くても真面目に、みたいな
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