斎藤一家に同居する健太郎さんという謎の男。親戚でも友人でもないこの男の目的とは?
少し話題になっていたので、観てみました。
健太郎さんのスパゲッティの食い方が不気味で気持ち悪いと書いている方が多くいたけれど、観てみると「聖なる鹿殺し」のバリー・コーガンの方が圧倒的に不気味。その他の奇行についても耐性が付いていたので、特に怖くも感じなかった。ていうか、健太郎さんって家に居るだけでそんなに奇行もしてないし。
復讐という意味では斎藤家にとってはこのやり方が一番効くだろうなあ。それにしても健太郎さんが出て行った意味も戻ってきた意味もよくわからずに映画が終わってしまった。
家族以外の誰かが住んでいるという不気味な設定って本作みたいに明らかな違和感として据えるよりも「この人は家族なのかな?そうは見えないけど、でも家族っぽくもある。いやなんかおかしいな」が少しずつ積み重なった後で真実が明らかになり爆発する方が怖い気がするけど……。
以下は個人的なメモ
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食い方が汚い。
大事な書類を家に持って帰るなよ。
逆に健太郎さん不在の状況の方が違和感になっている家族たち。
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