このレビューはネタバレを含みます
カナダに実在するらしい冬場の凍った湖上のトラック輸送を題材にしたサスペンスアクション。
物資の輸送先が、事故で作業員が閉じ込められた鉱山と、背景説明はしっかりしていて、登場人物の掘り下げもそれなりにあったので説得力があると思って前半は期待しながら観てたら、後半は急に安っぽい企業の陰謀もの的展開に。この手の脚本て1980〜90年代にけっこうあったよね。しかもなんでもないと思ってた人が唐突に悪い人になってしかも武闘派だとか、もうね、80〜90年代すぎる。
現代的には地球温暖化の中のアイスロードの過酷さとか環境問題に絞って作った方がずっと良い映画になっだった気が。変な陰謀話とかいらないから。てかこの陰謀の目的も分かったような分からないような。
あの人はすぐ死んじゃうし、たぶん死ぬんだろうなと思ったこの人も予想通り終盤死んじゃうという展開もなんだかなぁ。リーアム・ニーソンでなんとかもってるような映画でした。