実在したユダヤ人ピアニストのウワディスワフ・シュピルマンのドイツ占領下のポーランドでの逃避行を描いた作品。
第二次世界大戦の1939年にナチスドイツがポーランドを占領。
ワルシャワのラジオ局で演奏していたピアニストのシュピルマンは、ユダヤ人としてゲットーに移住させられられる。
多くのユダヤ人が決して帰ることのない強制収容所送りとなる中、シュピルマンは、様々な人に助けられながら隠れて生き延びていた。
しかしある日、ドイツのヴィルム・ホーゼンフェルト大尉に見つかってしまう。
第二次世界大戦時のポーランドにおけるユダヤ人のおかれた立場が良く描かれています。
ポーランドの開放によってドイツ軍将校と立場が逆転したのが印象的です。
BS TVで鑑賞 第75回 アカデミー賞で監督賞、主演男優賞、脚色賞を受賞(2003年)
第55回 カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞(2002年)
第27回 日本アカデミー賞で外国作品賞を序章(2004年)